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インターネットで受験勉強が楽勝になったのに成り上がりが出来辛い理由 

インターネットと最低限の資金があれば、誰でも難関大学にいけるようになったのに、そうなってない理由はなぜか。


僕が不登校になって社会的に転落した2000年代の半ば、梅田望夫さんの本がベストセラーになりました(詳しくは; 『ウェブ進化論』、『ウェブ時代をゆく』)。 その中に、棋士の羽生さんが語った言葉として、「学習の高速道路」というコンセプトがありました。

「ITとネットの進化によって将棋の世界に起きた最大の変化は、将棋が強くなるための高速道路が一気に敷かれたということです。 でも高速道路を走りぬけた先では大渋滞が起きています。」


つまり、将棋の「定石」や「データベース」に誰でもアクセスできるようになり、それを勉強すれば最短距離を通って強くなれるようになった。 最近だと、AIとの対局を繰り返して強くなった中学生がプロ将棋の世界でぶっちぎりの強さを見せました。

各種資格試験も同じで、しっかり参考書をリサーチすると高速道路を見つけられます。 ちなみに僕も自分の大学院入試の勉強法をブログで書いて高速建設に貢献しようとしました(えらい)。 最短距離でこなすべき参考書は全部で3冊くらいで、2-3ヶ月の間に1日あたり3時間くらい勉強すれば受かる計算です。 ※その記事を書いたせいでリアルで特定され全部消すことに....

大学受験の世界も同じでして、僕が受験勉強をはじめた2009年頃には「受験計画の立て方」、「早稲田合格に必要な参考書リスト」及び「独学の仕方」がネットにあふれていました。 極端な言い方をすると学校に通わなくても、中学レベルの学力があれば独学で半年~1年で有名私立に合格できるようになりました。 

例えば、こういった素晴らしいサイト
arege.jpg

でも大概の場合はそうならないのです。 なぜかというと「モチベーション」が決定的に重要になるからです。 高速道路が出来ても、それを最高速で突っ走る燃料はなかなか確保できない。 普通の精神状態だと、受験勉強なんて1日あたり3時間くらいのもんだと思います。 逆転合格を狙って突っ走るには、例えば1日あたり最低5時間くらい必要になるのですが、結構精神的に負荷をかける必要があります。 

モチベーションを上げて、維持するのがめちゃくちゃ難しい。 だから結局のところ、学習貯金のある進学校の生徒なら通常速度でもゴールできる、ということだと思います。 経済的な要素も影響しまして、経済的に裕福な家庭ほど子どもに大学進学を動機付けますし、そもそも大学進学を認めない家庭で受験勉強する気は出ない。 「努力」できるということは、実はもの凄くラッキーで恵まれてる事なんだと思います

僕の場合、幸運にも大学進学への動機付けがしっかりあったし、電話とネットで受験指導してくれる塾に入っていました。 受験指導といっても勉強は教えてくれず、もっぱらモチベーションを上げ・維持する役割という変な塾でした。

ITテクノロジーで「学習の高速道路」はできたけれど、人間のモチベーション問題は解決できていません。 AI技術で更に効率良く学習が出来るようになるはずですが、モチベーションをどう管理するかがますます重要になるはずです。
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Posted on 2017/09/24 Sun. 04:48 [edit]

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24

丸っこい物には丸っこい名前の発音が付けられる実験結果 

突然ですが問題です。

Bouba-Kiki-effect-shapes.jpg


ここに二匹のアメーバがいます。
片方の名前は「ブーバ」でもう片方は「キキ」です。

トゲトゲのと丸いアメーバのうち、どちらが「キキ」でどちらが「ブーバ」でしょう。
※名前の意味や由来は関係ないので考えないようにしましょう

...


..


.


UCSDの実験によれば、約95%の被験者がトゲトゲのを「キキ」で、丸いのを「ブーバ」としました。 しかも、年齢・性別・人種並びに地域に偏りがなく、2歳児半の幼児すら上記の傾向が見つかるそうです。 この発見は「ブーバ/キキ効果」と名づけられました。

原因の定説として「唇と舌」の動きに関係があるのではとされています。 「キキ」の発音はシャープな発音/舌の動きのため、トゲトゲの形のほうがしっくり来る..「ブーバ」はマイルドな発音のため、丸みのあるフォルムがあってる..といった感じ。その証拠の一つとして、言語感覚に障害を持つ被験者は上記の傾向から外れた結果になったとのこと。

ちなみに「キキ/ブーバ」でなくてもよくて、マイルド/シャープな発音特徴で無意味なワードならなんでも良いです。

さらにですよ、人の名前にもあてはまるのです。 丸っこい顔立ちの人には「ボブ」とか「ルー」のようなマイルドな発音の名前を期待するとのこと(逆もしかり)。

人間の心理バイアスとして、期待と一致した情報を求めがちというものがありまして、発音と顔のイメージが合致している人物を好むとのことです。 そこで投票実験を試してみると、顔と名前がフィットした候補者のほうが、そうでない候補者よりも約10%投票率が高かったとのこと。

ここで新仮説を提示しようと思う。丸っこい発音の名前の人は、丸っこい見た目は期待されがちなので、期待に答えようと肥りがち/ふんわり系になる。デブなのは名前のせいであって、みんなの期待に応えただけだよ仮説。

※ちなみに自分も周囲の人に試してみたのところ、ポケモンの「ブーバー」を連想して決める例があってあかん! ワードを変えて、「マヌーマ(丸)/タケテ(棘)」 「ボブ(丸)/カーク(棘)」にしてみると、大体実験どおりの結果になりました。
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Posted on 2017/09/16 Sat. 12:21 [edit]

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16

「持続可能性」は政策アイデアになるのだろうか...? 

いろんな方から 「持続可能性」 のお話を伺うのですが、日本でも静かなブームなんでしょうか...?

環境分野で除々に発達してきたアイデアですが、
最近は社会保障や財政、格差、共生分野で持続可能性が言われるようになっています。
先進国は財政支出過多になりがちでリスクが高まる、そこで制度の持続可能性を!という流れ。

というのはご存知のとおりなのですが、個人的に驚いたのは、
自民党宏池会の岸田文雄さんも次の大きなアイデアとして示しておられるようです。
野党でも民進党の前原調査会で作られた国家像が、再分配重視で社会制度の持続性重視とのこと。

面白いのは、与野党どちらも大きな社会・政治アイデアとして捉えていること。
また与野党のリベラル側から提示され、再分配と社会協調を重視しています。
こうした大きなコンセプト提示と具体的な政策アイデア作りが進んでいるようです。

高度経済成長・冷戦崩壊後、これまでの日本社会の物語が一度崩れたと理解しています。
保守側はナショナリズムと経済成長をベースに国家像を示すことができましたが、
リベラル側からは有効な国家のストーリーが見えてきませんでした。

持続可能性というコンセプトを基に、リベラル側から大きな物語が提示されるのか、
日本社会にそれが根付くのか注目しています。

それにしても再分配重視となるといまいちワクワクしないですね。
社会保障・労働改革の一環で、第4次産業革命に移行するとか、もっと未来を感じたいです。

「持続可能性」と「再分配」よりも、持続的な社会成長にむけた制度の「移行」「再編」などどうでしょう。
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Posted on 2017/08/23 Wed. 17:35 [edit]

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23

女子に人気の美顔器「リファカラット」で遊ぶ 

※広告記事じゃないよ
女子に超人気の美顔器 「リファカラット」を発見した。

何かというと、コロコロローラーで顔や二の腕をもみほぐす装置のこと

無題

いたるところで見かける超人気の美容グッズ、価格は2万5千円とちょっと強気。

友だちに見せてもらったんだけど、
IMG_0834.jpg

これは、..?

IMG_0834.jpg

............

早速少しだけ使わせてもらったんだけど、確かに使い心地は良い。
竿 持ち手を持って身体に走らせると、二つあるゴールデン ボールによって肉が適度にはさまれ揉み解されていくのだ。

ちなみにこのボール部分はダイアモンドのカラットのように加工されキラキラしている。
このダイアモンド・ボールの回転によって女子の顔がもまれていくわけだ。

なぜ人気なのか正直分からなかったけど、使い心地は良い。
ヨドバシカメラとかで試用できるので見かけたら遊んでみて欲しい。

IMG_0835.jpg

ラスカルでメタルチンコなうに使っていーよ
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Posted on 2017/07/05 Wed. 01:10 [edit]

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05

テロ等準備罪は行政・司法レベルで抑制されるか 

テロ等準備罪が今後どうなるか面白そうです。 
曖昧な法規範が行政・司法レベルで具体化されるのかどうか。

この法案の条文を読んでみると対象範囲がかなり曖昧でした。 特に「組織的犯罪集団」って具体的に何を指すのかと? 条文ではそこまで具体的な定義に踏み込んでおらず、 「二人以上で計画」 「結合関係の基礎としての共同目的が犯罪」 などの条件が列挙されるのみです。 というか初め「共謀罪」で書いて、途中で「テロ等準備罪」する適当さに首をかしげる。

例えば、暴対法では対象を超限定するため、ヤクザ特有の概念である 「なわばり」 という単語をわざわざ内閣法制局の反対を押し切って条文に入れ込んでいます。 今回は共謀罪という日本の法体系ない種の罪を創設するわけなので、もう少し絞り込む余地あるんじゃないのという印象です。

その上で、行政・司法レベルでこういった曖昧さがどのように処理されるのか。

可能性1.行政レベルで抑制的に運用される
 ・楽観的にみると...: 警察が世論の批判や司法判断を恐れ、罪の対象をより具体化する。 実務運用のために規則やガイドラインを作成し抑制的に運用する。 そもそもテロ対策の国際条約を批准するための国内法なので、例えば対象を米国務省指定の国際犯罪集団に準じたものにするなど(右派暴力団や左派ゲリラも入っている)。

 ・悲観的にみると...: 行政組織は権限拡大のために行動する動機があるので、 抑制的な運用はなされない。 世論の動向を確認しつつ、暴力団やISなどの分かりやすい社会悪から序々に適用範囲を広げていく。

可能性2.司法レベルで厳密に解釈される
 ・楽観的にみると...: 計画・準備を罪の対象とするため、法律を極めて慎重に判断し、警察・検察の捜査・起訴過程で少しでも曖昧な部分があれば認めない。 法の目的や範囲を超厳密に判断し、行政判断を抑制しようとする。

 ・悲観的にみると...: 日本の裁判の有罪率は99%近くあり、裁判官は基本的には検察と歩調を合わせる傾向にある。 これまでどおり、自白を積極的に証拠採用し曖昧な部分をカバーする。

まー、ぶっちゃけ一般人には関係ないわけですが、捜査をしないことには犯罪組織か一般人かも分からないわけで。 革新的な法律なのでどうなるのか興味深いです。
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Posted on 2017/06/03 Sat. 19:09 [edit]

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